みーふぉんブログ

嗅覚脱失者の日々を綴る雑記ブログ

嗅覚脱失!!を突きつけられる

こんにちは!

 

嗅覚は五感の一つで、他の感覚に比べたらそこまで重要が低いように感じるかもしれない。他の人に気づかれる訳でもなく、自分で言わなければ人に知られることも無い

重要な一つの感覚の喪失だけど、障害者に指定される訳でもなく

しれーっと感覚のない日々を、静かに過ごす。

 

コロナの副作用で、嗅覚障害が大きく取り上げられたが、それ以外にもこの何とも言えない、カミングアウトの必要もない中途半端な障害に悩まされている人は多いはず。

 

私の場合、自転車事故で後頭部を強打し、病院に運ばれ入院二週間ほどした日に気が付いた

 

頭部の痛みが酷く、食欲もないし頭もハッキリしない

でも待てよ、病院にいるはずなのに無臭ってなぜ?

ふつう 独特なにニオイがあるハズなんだけど、

今はしない病院もあるんだな

 

出されるお味噌汁の味はするような・・しないような

何か足りないような感じがするんだけど?

 

お気に入りの爽健美茶を口に含んだ時、それに気づいた

味無いやん(-_-;)

お茶を買う時は絶対これ!と好んで飲んでいたあの香ばしいスッキリした感じが無くなっしまってる

え?どういうこと?? 飲み口から嗅いでみる……無臭やん(-_-;)

 

いやいやそんな訳ない、匂いが薄いだけやわ、きっと

そこで、近くにある一番香りが強いであろう花王アジエンスのシャンプーの蓋を開けて匂ってみた。

さすがにこれは大丈夫でしょう。

 

え⁉……やっぱり

無臭やん(-_-;)

えーーどういうこと??ちょっとしたパニックを起こした。

私の嗅覚はそんじょ其処らのモノでは無く、ビンビンに敏感なのに

なんでも、ガス臭や腐敗臭など いち早く察知する一番信頼できるセンサーなのに!!!

 

しばらく辺りをクンクン、クンクン。犬みたいに匂いを探してみた。

やっぱり 無臭!!!

 

私のところに回診に来た先生は

『あーー』と何か言いたいけどそれも躊躇するような面持ちで

『耳鼻科で診てもらいますか』と

 

嗅覚の神経は視覚などに比べると比較的簡単な造りでに脳に接続しているらしく、頭部外傷の衝撃で断絶したり、外れたりするのだそうで

なので後遺症で嗅覚を失う人は少なくないのだとか。

結局、耳鼻科で嗅覚と味覚の検査。聴覚の検査などいろいろやってもらった。

 

その結果、嗅覚は✖ 舌は問題なしなので味覚は○ 聴覚も特に問題なしだった、以上

 

え?それで?どうなるの?

神経のどこかが切れたりしてるだったら治る可能性は低い↓

ということはあきらめろという事で、治療法も無し

まあ、様子を見ましょうで終了。

 

  嗅覚ってのは

『あー、いい匂い』って食欲を掻き立ててくれたり

キンモクセイのいい匂いだわ~』って季節の移り変わりなんかも知らせてくれて、日々に彩を与えてくれるもので

また、ガス漏れだの火事だの自分の身に迫りくる危険を早く察知してくれるはずの大事な役割をはたしてくれるもので

『これまだ腐ってない?』ってふうに日々よくお世話になっているもので

 

そうそう、こんな事にも役立ちますよね

夫のいわゆる”加齢臭”測定をして指摘してあげたりとかね

無くしてようやく気づく嗅覚の大切さ…

 

落ち込んでいる私を見兼ねて息子が本を送ってくれた

アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語

アノスミアは英語で”嗅覚脱失者”の事で、作者は交通事故で一度嗅覚を脱失し、数年後徐々に取り戻した過程を綴っている。

一人でも取り戻す人があったんだったら、私も希望を持っていよう!!と言いながら、それから5年もなんの変化も無い、私の嗅覚である